2年ほど前
コドモが自転車に乗る練習をしていました
こぎはじめが難しく
足を地面から離すと倒れるし
バランスをとるためには
ある程度のスピードで進まなくてはなりません
体を支えて
「前を見て
ペダルに足をかけて
力を入れてこぐ」
と説明するのですが
足を地面から離すと
すぐに倒れてしまいます
やって見せてあげても
こればかりは
自分で感覚をつかむしかありません
この時ほど
どうしたら乗れるかを
伝えることが難しい!
と思ったことはありません
なぜなら
ワタシは自転車に乗れるからです
ワタシは
どこにどう力を入れて
どのタイミングで足を離して…
など考えなくても
自転車に乗れます
自分が意識しなくても
当たり前にやっていることを
人に教えるのは難しいのです
これは
オトナがコドモに
何かを教えるときも同じです
コドモがコップの水をこぼすとき
坂道を走ってこけてしまうとき
蛇口の水をひねって大量に水が出てしまうとき
…
オトナは当たり前にできることも
コドモはうまくできないのです
どうすればできるようになるか
オトナが意識して教えてあげる
コドモは何度も
繰り返し繰り返し練習して
できるようになっていきます
それは
コドモが自分で経験するしか
ありません
オトナが
かわりにやってあげることは
できないのです
必要なことは
オトナがかわりにやってあげることではなく
コドモに経験させてあげることです
うちのコドモは
ワタシがうまく教えられなかったにも関わらず
自分でコツをつかみ
2週間ほどで自転車に乗れるようになりました
コドモのチカラって
やっぱりすごいですね!
コドモノミカタワタシノミカタ
子育てをがんばるアナタノミカタ
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