基本的信頼(basic trust)とは
エリクソンの提唱した
乳児期における発達課題
育ててくれる親への信頼感を通し
自分がこの世に存在することを肯定的に捉え
人生には生きる意味や生存する価値があり
世界は信頼するに足るものだ
という感覚を持つこと
保育士をしていたとき
ワタシは
この基本的信頼関係が大切だと思い
コドモとスキンシップをとったり
話しかけたり遊んだりと
たくさんの関わりを心がけてきました
それも
もちろん大切です
でも
親になって
気づいたんです
コドモは
どんなときも
親を信頼している
どんな関わり方をしても
コドモは親を信頼しています
そうでないと生きていけないからです
虐待されていたコドモの話を聞くと
親から暴力を受けていても
自分が良い子じゃなかったからだ
と自分を責めます
決して
親が悪いからだ
とは言いません
コドモは
どんなときも
親を信頼しています
あとは
オトナがコドモを信頼できるかどうか
だと思うのです
生まれたばかりのコドモは
小さくて頼りなくて
何もできないように見えます
でも
おっぱいを探し
吸い付いて飲むチカラを
持っています
そして
身の回りのものを
驚くべきスピードで吸収し
身体的発達を遂げ
1年のあいだに
歩いたり
言葉を理解したり
自分の要求を表したり
たくさんのことが
できるようになります
そういう
コドモのチカラを
信じられるかどうか
この子は
何もできない
何もわかっていない
と捉えると
「危ないからダメ!」
「ママがやってあげる!」
とコドモの行動を
制限することになります
逆に
この子はできる
今はできなくてもできるようになる
と信じられれば
「黙って見守ってみよう」
「できないところだけ手伝って
やらせてみよう」
と思えるようになります
どちらのコドモが
伸びていくかは
明白ですね
コドモは
どんなときも
アナタを信頼しています
どんなときも
アナタを信頼しています
あとは
アナタがコドモを
信頼できるかどうかです!
コドモノミカタワタシノミカタ
子育てをがんばるアナタノミカタ
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