よく育児書には
「兄弟を比べてはいけません」
と書かれています
でも兄弟って
比べてしまいますよね
ワタシも
お姉ちゃんは活発なのに
弟はおとなしい
とか
お姉ちゃんは金遣いが荒いのに
弟はあまり使わない
とか比べてます
保育園の懇談でも
上の子○○なのに
下の子は○○だ
とか
兄弟を比べるセリフを
よく聞きました
でも兄弟を比べてしまうのは
他によく知っているコドモがいないから
他に比べる対象がないからだ
と思うんです
人間は比べる生き物です
モンテッソーリ教育でも
人間の知性の働きは
P:ペアリング(対にする)
G:グレーディング(順序づける)
S:ソーティング(分類する)
であると言っています
このPGSの作業の元になるのが
「比べる」ことです
比べることなしに
PGSはできません
「比べる」のは
人が物を考え判断していくときに
必要な作業です
この子は落ち着きがないけど
大丈夫なのかしら?
と心配になったときに
それを確かめる基準として
兄弟と比べてしまうのです
人間は比べる生き物です
だから「比べる」こと自体は
決して悪いことではないと思います
良くないのは
比べた結果を「評価」すること
活発な(落ち着きがない)お姉ちゃんは×
おとなしい弟は○
と自分の基準で評価してしまうのは
良くありません
そういう目でみることで
コドモも同じように
活発な(落ち着きがない)ワタシは×
おとなしい弟は○
と評価してしまいます
比べた結果は
お姉ちゃんは活発
弟はおとなしい
とそのままの違いとして
認めてあげてください
どちらが○でどちらが×ではなく
どちらも○です
どちらもそのまま素晴らしい
コドモの個性です
兄弟は比べてもいいです
でもどちらが○でどちらが×という
評価はいりません
コドモノミカタワタシノミカタ
子育てをがんばるアナタノミカタ
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