コドモの不思議な行動


ワタシが保育園で1歳児を担任していたとき
コドモたちが必ずする不思議な行動がありました

・タオルかけのタオルを全てはずす
・ロッカーの扉や引き出しを開け閉めする
・小さなゴミを見つけてつまんで持ってくる
・スロープや階段を何度も上り下りする
・小さい穴に指や物を入れる
・名前の書いてあるシールをはがす
・狭い隙間に入る
などなど

一人の子だけじゃなくて
一人がやり始めると
クラスの半分くらいの子が
次々と同じようなことをするのです

そしてそのほとんどは
やって欲しくないことなので
止めてもまた同じことをしようとします

コドモたちの「やりたい!」という
強いエネルギーを感じました

なぜそんな行動をするのか
しかも一人だけでなく多くの子がするのか
ワタシはとても不思議でした



モンテッソーリ教育を学んで
それが「敏感期」だったのだと知り
納得しました

敏感期とは
コドモがある能力を身につけるために
特定のものに強い興味・関心をもって
熱心に取り組む時期
のことです。

コドモは
指先の動きを洗練したかったんだ

どうやってどのくらいの力を入れたら
扉や引き出しが開くか試していたんだ

小さな物への興味が芽生え
見つけた喜びを共感したかったんだ

歩けるようになり
平らなところ以外も歩けるように
挑戦していたんだ



そしてそれを十分に満たす環境を
整えていなかったことを反省しました

コドモたちは
自分の能力を
もっと伸ばしたかったんです

アナタのコドモが
止めても止めても繰り返しやろうとする
不思議な行動があれば
それは「イタズラ」ではなく
「敏感期」なのかも知れません

コドモは自分の能力を伸ばしている最中ですよ!

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