オトナとコドモの戦い

今日の「世界一受けたい授業」で
『ぼくらの七日間戦争』が
取り上げられていました

先日開催された
『小学生がえらぶ! “こどもの本”総選挙』において
8位にランクイン

初版から30年以上も経った作品で
10位以内にランクインしているのは
『ぼくらの七日間戦争』
だけだそうです

この本は
作者の宗田理さんが
親世代に向けたメッセージとして
書かれたものだったそうです


子どもは大人のミニチュアではない



モンテッソーリは
人間が経験する最初の戦争は
大人と子どもの戦争である
と言っています

モンテッソーリが生きた
100年前も
「ぼくらの七日間戦争」が書かれた
30年前も
オトナとコドモの戦いは続いています

そして現在もこの本が人気なのは
オトナから抑圧されていると感じている
コドモが多いからではないでしょうか


オトナは
コドモを自分の都合に合わせて
思う通りに育てようとします

思い通りにならないときは
脅しやご褒美によって
コドモを動かそうとします


これこそが
「オトナとコドモの戦い」です


コドモはオトナの言うことを聞くもの

コドモは何も知らないから
オトナがやってあげればよい

コドモはワガママだから
言うことを聞いてはいけない

そんな思い込みはありませんか?


コドモはオトナのミニチュアではありません

コドモも一個の人格をもった立派な人間です


オトナとコドモの戦いが早く終わり
『ぼくらの七日間戦争』が
こんな時代もあったのだなと懐かしめる
歴史物になる日が来ることを願います!




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