コドモはちいさな科学者です


図書館で借りたこの本
『せかいはふしぎでできている!』

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主人公のエイダは
3歳になるまで
ひとことも言葉を
しゃべりませんでした

あかちゃんのときから
ハイハイであちこち動き回って
世界を探検します

3歳になって
初めてしゃべった言葉は
「どうして?」

頭のなかは
ふしぎでいっぱい

これなあに?
あれなあに?
何をするもの?
なんのために?
どこからきたの?

いろんな実験を繰り返すエイダに
パパとママのいう言葉は
「だめっ!」

「わたし、なにか悪いことしたのかな?
どうして?って思っちゃいけないの?」

それでも考えることをやめないエイダに
パパとママはためいきをついて思います

「この子は世界がどうなっているのか、
知りたくて知りたくてしかたがないんだ」

「よし、一緒に考えよう」

そして
エイダが「ほんとうのこと」を見つける
お手伝いをするようになりました




これって
自分のコドモの姿と重なります

コドモは
見るもの
聞くもの
なめるもの
触るもの
におぐもの
すべてが初めてです

オトナにとっては
当たり前のことも
すべてが不思議で
すべてのことを知りたい
と思っています

それで
棚から引っ張り出したり
ばらまいたり
投げたり
口に入れたりして
それが何かを知るために
実験を繰り返します

その熱心さは
オトナが舌を巻くほど

それに対して
オトナのかける言葉は
「だめっ!」

コドモは
知りたいと思っちゃダメなんだ
試してみるのは悪いことなんだ
と思います


コドモが
もっと知りたい!という興味や
どうなっているんだろう?という探求心を
持ち続けるためには
この本の親のように
「一緒に考えよう」
という気持ちを持つことが
大切だなー
と思いました

あ、でも
何でも好きにさせるのではなく
コドモが触っても良いものを揃える
やっても良い方法や場所を教える
など環境を整える必要はあります


コドモは
小さな科学者です


世界は不思議なことだらけ!

もっと知りたい
もっと学びたい
という気持ちを
壊さないようにしたいですね!

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